二月二十八日
「探」
島根県隠岐郡
島前三島
島後の隠岐の島
ではなく
島前の三島へ
足を運んできました
一つの目的は
SHIMA探究
というイベント
三島でグループに分かれ
島前それぞれの島を
満喫し
魅力を発見し
島前を好きになる
といったような内容と
なっていました
全国から注目を集める海士町
漁師町の西ノ島町
畜産の知夫村
三つの選択肢の中から
今回は西ノ島の企画に
参加してきました
西ノ島って
どんな島だろうか?
訪れるまでは未知の島
帰るときには満ちの島
漁で獲ってきた魚たちが
漁港内に水揚げされ
あっという間に仕分けられていく
ちょうどいいタイミングで
見ることができました
ついでに漁師の方や
海女さんに
魚の種類や食べ方など
僕らの知らないことを
答えて頂きました
その日獲れたばかりの
新鮮な烏賊を
譲ってもらい
こちらは
後々
するめになりました
漁業繋がりに
栽培漁業という
聞き慣れない漁業を行う
栽培漁業センターを
訪問
沖に出してもしっかりと
生き延びられる段階まで
人の手で管理している
餌でも
小さい頃に食べる
植物プランクトンから
大人になる前までの餌まで
しっかりと増殖などの管理が
施されていて
一つ一つを観察できた経験は
ある意味で
刺激的でした
こんなところが
観光できるのなら
また来てみたいと思う
町の方や運営メンバーの
ご厚意によって
魔天崖
という観光スポットにも
連れて行ってもらいました
町を360°
一望できる展望台まで
車で連れて行ってもらった先に
体感しなければ
伝わらない
感動が
いくつも待っていました
牛や午
火山活動で自然発生した地層
水平線は目の前に広がり
自然が創る一つ一つを
肌で感じてみて
その凄さを味わいました
何と言っても
この企画
一番の目玉は
"しょっかいさん"
町の食生活を改善するために
島の色々な
場所やイベントで
食事のお手伝いをしておられる
通称
食生活改善推進協議会
の皆さんと
郷土料理を囲んだ交流会が
思い出深い
地元の方々が
地元で採ってきた食材を調理して
地元の歴史や文化
旬のものや珍しいものを
紹介してもらいながら
一緒に交流して
ご飯を楽しみました
しょっかいさんたちの
行動や言動の
一つ一つに思いやりの気持ちが
込もっていて
関わる時間が短くても
温かくも近い存在に
感じられました
また
地元で生まれ育った
D君のご家族が
ご厚意で
西ノ島滞在の
最終日に
特別なBBQを
開いてくださりました
BBQの前には
役場の方との意見交換会
僕たちが西ノ島で感じた魅力
を提案にして
伝えて
伝えたものが
受け止めてもらえたので
町に少しでも還元される
というのであれば
外から来た僕たちも
嬉しくなります
こんな風に
西ノ島では数日で
多くの出来事を
経験させていただきましたが
三島は
それぞれに色があり
皆と共有し合うことで
島毎の良さを
感じられました
個人的には
探究できなかった
他の島のことを
参加者同士で意見交換できたことで
自分もその場で
探究していたかのような
気持ちになりました
それほどに
濃い時間と人と環境に
触れ合い
頂いたものが
数多くあった
ということなんだろうな
はじめましてから
また会おうまでが
こんな短期間で自然と生まれる
これほどの気持ちになるとは
正直なところ
不思議
島の企画や運営に
携わっていたメンバー
それに
同じ時間を共有してくれた
参加者の皆
伝え切れないけれど
このご縁を
ありがとうございます
色々と貰いすぎて
恩の返し方や送り方を
考えてます
島を探究する
魅力は
行った人にしか
分かりません
なので
行った人として
自分がアンバサダーになりきって
魅力の欠片を
伝えていきたいと
思っています